公開日 2025年12月05日(Fri)
12月3日に、1年普通科の生徒たちによる「SIMおきのえらぶ2050」を実施しました。
この「SIMおきのえらぶ2050」は、架空の自治体「おきのえらぶ市」を想定し、2050年の沖永良部島のありたい姿をイメージして、2031~2050年の事業選定を行います。生徒は役場の課長となり、限られた予算の中でどんな事業を選定、実施するかグループで話し合います。
これまで1年生の総合的な探究の授業の中で、役場へ見学に行ったり、各課の事業内容について調べたりしてきました。今回はその集大成として、自分たちで作成した事業カードを使ってシミュレーションゲームを実施しました。生徒たちは施政方針と事業カードを見比べながら、どの事業を優先して実施するか話し合います。約1時間半にわたるゲームですが、時間が足りないくらい白熱した話し合いをしているところもありました。
両町役場の職員の方々にも参加していただきました。生徒たちの柔軟な発想に驚いたといったことをうかがいました。高校生が島の将来について自分ごととして考えることのできる面白い取り組みだと評価していただきました。
この活動は昨年に引き続き2回目で、来年度からは1年生全体で実施していく予定です。




