公開日 2020年01月14日(Tue)
本日,普通科向けに進路講演会が行われました。講師として,教育研究会「日本進路指導推進協議会」会長,関東学院大学特任教授の山口和士氏をお招きして,「夢を現実に変えるために」という演題で講話を頂きました。自身の9年間の緘黙(かんもく)の経験,湯川秀樹氏との出会いによって,志を得て話せるようになったこと,自分のような思いをした子どもたちの力になりたい,教育を変えたい,との思いで教員になった経緯をお話くださり,高い志を持つことがまず,何よりも大切だ,ということを教えていただきました。
講話を聴いた生徒からは,「自分の夢を早く見つけて,その夢に向かって頑張りたい」「常識にとらわれることなく、柔軟な考えができる人になりたい」などの感想がありました。
また,商業科向けに専門教育講演会が行われました。講師として,本校を平成30年3月に卒業し現在,『株式会社トリドールジャパン丸亀製麺心斎橋店』で勤務されている前沢綾香さんをお招きして「なりたい自分になるためには夢を変えるか 叶えるか」という演題で,自身の高校時代の進路選択での苦悩や,現在勤務されている職場での生きがい,やりがいをユーモアを交えながら講話をいただきました。「座右の銘を持つことで自身の指針をつくる」「人と人との縁,つながりが自身のこれからの歩む道を形作って行く」など,これからの高校生に持ってほしい考えを分かりやすく話されていました。生徒からは、「先輩の話を聞いて,島を出て就職することに不安を持っていたが,辛い経験があっても,それを前向きに捉える事で良い方向に向かう,ということが分かった気がする」などの感想がありました。